コラム
新しい視界、新たな学び〜リスキリングへの取り組み〜
最近、新しい眼鏡を手に入れました。
実はここ4、5年、視力検査をしていなかったので、この機会に検査も受けました。その結果、以前とは視力が変化していることがわかり、新しいレンズとともにフレームも新調することにしました。新しい眼鏡をかけた瞬間、気分も上がり、今までよりも楽にクリアな視界が開けることに気づきました。
この気づきをきっかけに、ゴールデンウィークや診療後の時間を利用して、インビザラインや矯正に関する知識のアップデートを行いました。これまで見ることができなかったDVDを視聴し、知識を深めたり、新たな情報を学んだりしています。
個人が主体となってスキル向上や新しい知識の習得に励むことを「リカレント教育」と呼びます。一方で、企業が主導し、スキルや知識の習得を通じて仕事の価値を高めるための取り組みを「リスキリング」と言われています。
スキルアップは、既に持っている能力をさらに高めることです。
例えば、AからA’への進化です。
リスキリングは、既存のスキルに新しい知識を加えて、さらにブラッシュアップすること。つまり、AからA’+αへと進化させます。特にデジタル技術、例えばiTeroを用いた光学印象やAIを活用したインビザラインのクリンチェックなどが、今求められるリスキリングの例です。
私たちは、これらのスキル向上が患者さんの課題を解決するための重要で欠かすことのできないものと考えています。これからも院長である私自身が率先垂範を心掛けてスタッフ一同がリスキリングに努め、技術と知識の質をさらに高めていく所存です。